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2005年 07月 09日 ( 1 )
2005-07-09 23:45  <アイデンティティ>
今日は、講義だった。毎週土曜は、珍しく朝からの講義。

担当の講師は、まちづくりを現場で実践しておられる方で、とてもいい人柄の持ち主だ。
海外からの留学生にも気を使ってよく話しかけ、彼らの故郷の都市のこと、
日本の都市(東京)に対する印象などを、講義の中で興味深く聞き出す。
海外での経験が豊かだから、祖国を離れて日本にまで学びにきている彼らの苦労がわかるのだろう。
また、受講者が意見を述べなければならない時は、述べやすいような雰囲気を作り出してくれる。
ひとりひとりの受講生に気をかけてくれる、講師の鏡ともいえる本当にいい講師。
豊富な経験から熱く語られる様々なまちづくりの事例は興味深く、結構聞くのが楽しみでもあった。

そんな講師による授業も残すところあと2回となった今日の講義で、重要な言葉をもらった。
それは、その講師が傾きかけたあるまちづくりコンサルタント会社を立て直す仕事に携わった時の、
会社にとって必要になる人とならない人の評価軸。
つまり、どのような基準を持って新入社員を受け入れるか、または、不必要な人間を整理するかということ。
恐らく、それはこれからの自分にとってとても重要なことになるものだろう。

まず言われたのは、マニュアル的な人間は応用が効かず、組織にとっては必要にならないということ。
上司に与えられたことだけをこなす人間は何の促進力にもならず、足手まといになるという。
そして、二番煎じ、つまり、与えられた課題を他から取得した情報の羅列だけで終わらせてしまう人間は、
組織にとって何の価値も生み出さないということ。
新入社員の面接では必ず、「 その作品は、あなた自身のオリジナルですか? 」と聞いたという。
簡単になってしまったけど、その講師に言われたことはおおよそ以上の2つかな。
つまりこれらを要約すると、確固たるアイデンティティを持っているか否かが評価基準になっていたということなのかな。
そして、この評価軸で採用試験を行なっている面接官も多いという。
しかし、そんなことを言われるだけでは、受講生にとっては何の解決策にもならない。
それができるようになるためには、具体的にはどうすりゃいいんだ?

その講師は続ける。情報を発信しなさい、と。
自らが今行っていること、考えていることを何らかの形で世間に発信していきなさい、と。
そうすれば、アイデンティティの確立につながるでしょう、と。
なるほど、情報を世間に発信するということはいやがおうでも主体的に成らざるおえない。
そして、発言に責任も伴うから、確実に自分が正しいと考える情報しか発信できない。
そうしたトレーニングを積み重ねていくことで、アイデンティティやオリジナリティは形成されていくのか。

そういった意味でblogというツールは、最適なのかな。
でも、ここで発信していることはアイデンティティの形成につながっているのだろうか?
少なくとも、価値ある情報を流せていないのは確実。でも、価値ある情報って何だ?
まぁ、そんなこと悩んでいる時間なんてないから、とりあえずはもう少し続けてみますかこのblog。
ムダではないでしょう…
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by note_R | 2005-07-09 23:45